
通販で服を買って、きつかった。丈が短かった。サイズ表を見たはずなのに、なんだか合わなかった。
そんな経験をしたことがある方は、少なくないと思います。
でもそれは、体型のせいでも、選び方が極端に悪かったわけでもなく、通販の服選びが少し難しいだけということもよくあります。
この記事では、通販で自分に合う服を選ぶために見たいポイントを、やさしく整理します。
通販のサイズ選び、むずかしいですよね
自分のサイズに合う服を選ぶために、本当に見たいポイント
通販で服を買って、
- 着られなくはないけれど、なんだかしっくりこない
- 入るけれど、少し苦しい
- 丈が思ったより短い
- サイズ表を見たはずなのに、失敗した気がする
そんな経験をしたことがある方は、少なくないと思います。
そのたびに、
「自分の体型のせいかな」
「選び方が悪かったのかな」
と、不安になってしまうこともあるかもしれません。
でも、通販で服を選ぶのは、思っている以上に難しいことです。
それは、センスがないからでも、体型が悪いからでもありません。
見る場所と、選ぶ順番が少しわかりにくいだけということが、実はよくあります。
通販のページを見ると、まず目に入るのは
- M、L、LLといったサイズ表記
- モデルさんの着用写真
- 「普段どおりで大丈夫そう」という印象
かもしれません。
けれど、本当に大切なのはそこだけではありません。
服が自分に合うかどうかは、サイズ記号より先に見たい数字があります。
今日は、通販で服を買うときに
自分のサイズに合った服を選ぶための見方を、やさしく整理してみます。
まず知っておきたいこと
「M」「L」は目安であって、答えではありません
通販で服を選ぶとき、
「私はいつもMサイズだから」
「前にもこのくらいのサイズだったから」
と考えることは自然なことです。
でも実際には、同じMサイズでも、
- ブランドが違えば大きさが違う
- デザインが違えば着心地が違う
- 生地が違えば見え方も変わる
- 細身の作りか、ゆったりした作りかでも印象が変わる
ということがよくあります。
つまり、MやLはあくまで目安です。
本当に見たいのは、その服そのものの仕上がり寸法です。
アパレルにいたとき、ブランドによって「9号」のウエストが68cmだったり62cmと差がありました。若い人向けブランドは小さめで、40代以上をターゲットにしているブランドはゆとりを持ったサイズ感でした。
S,M,Lのサイズわけも例えば64~68だったら、66の中間値に着目。(私は68だからギリギリ大丈夫かな?)ではなく、より中間値のサイズを選ぶ目安にすることをお勧めします。
ヌード寸法と、服の寸法は同じではありません
ここは、とても大切なところです。
自分のバストが90cmだから、
バスト90cmの服を選べばよい。
自分のウエストが70cmだから、
ウエスト70cmの服が合うはず。
そう思ってしまいやすいのですが、服は身体にぴったり描いた線ではありません。
人は服を着て、
- 腕を動かす
- 前にかがむ
- 座る
- 歩く
- 呼吸をする
- 食事をする
という動作をします。
そのため、服にはゆとりが必要です。
つまり、
服の仕上がり寸法 = 自分の寸法 + ゆとり
という考え方で見ていくと、通販のサイズ表がぐっとわかりやすくなります。
いちばん安心なのは
手持ちの「着やすい服」と比べること
通販でサイズ選びをするとき、
自分のヌード寸法だけで判断しようとすると、少し難しく感じることがあります。
そんなときにおすすめなのが、
今持っている服の中で、着やすい服と比べることです。
たとえば、
- よく着る
- 苦しくない
- 丈がちょうどいい
- 肩まわりが気にならない
- 動いてもラク
そんな服が1枚あれば、その服を基準にすると選びやすくなります。
トップスなら、
- 身幅
- 肩幅
- 着丈
- 袖丈
ボトムなら、
- ウエスト
- ヒップ
- 股上
- 股下
- 総丈
このあたりを見ておくと、通販の商品ページの数字がぐっと身近になります。
バスト・ウエスト・ヒップは
それぞれ違う見方をしたほうが安心です
服のサイズを考えるとき、
バストもウエストもヒップも、同じ感覚で見てしまうことがあります。
でも実際には、必要なゆとりは部位ごとに違います。
バスト
腕を動かすためのゆとりが必要です。
特にジャケットやシャツは、前が閉まるかどうかだけではなく、背中や肩、袖まわりも大切です。
ウエスト
立つだけでなく、座る・食べる・呼吸することまで考えたい部分です。
閉まるから大丈夫、とは限りません。
ヒップ
歩く、座る、しゃがむためのゆとりが必要です。
特にスカートやパンツでは、見た目にも動きやすさにも影響しやすい場所です。
ゆとりの目安を知っておくと、選びやすくなります
下の表は、ヌード寸法に対して服の仕上がり寸法にどれくらいゆとりを足すかの、おおよその目安です。
| 部位 | ぴったり | 標準 | ラク |
|---|---|---|---|
| バスト | +6〜8cm | +10〜12cm | +14〜18cm |
| ウエスト | +2cm前後 | +3〜4cm | +5〜8cm |
| ヒップ | +4〜6cm | +6〜8cm | +9〜12cm |
たとえばジャケットなら、
自分のバスト寸法に10〜12cm前後を足した仕上がり寸法をひとつの目安にすると、選びやすくなります。
またウエストは、
ヌード寸法+2cm前後でかなりぴったりめです。
見た目はすっきりしても、長く着てラクかどうかは別なので、少し余裕を見たほうが安心なこともあります。
子どもの式服をネットで買ったら、きつかった
丈も短いし、全体に小さかった。そんなこと、あります
通販のサイズ選びが難しいのは、大人の服だけではありません。
実は、子どもの式服でも同じことがよく起こります。
子どもの式服をネットで買って、届いて着せてみたら、
胸まわりや腕まわりが少しきつそうだった。(´;ω;`)💦
丈も思ったより短くて、全体に小さく感じた。
そんな経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。
そのとき、
「サイズ選びを間違えたのかな」
「うちの子の体型のせいかな」
と、不安になってしまうこともあるかもしれません。
でも、こうしたことは決して珍しくありません。
子どもの式服は、普段着よりもサイズ選びが難しい服です。
なぜなら、式服はただ着られればいい服ではないからです。
中にシャツを着たり、上にジャケットを羽織ったり、立った姿だけでなく座ったときや腕を動かしたときの着心地も考える必要があります。
さらに、写真にも残るので、きつさだけでなく丈や全体のバランスも気になります。
そのため、
「普段はこのサイズだから」
「身長がこのくらいだから」
という見方だけでは、合わないことがあります。
特に子どもは成長の途中です。
同じ身長でも体つきには個人差がありますし、少しの差で「ちょうどいい」と「きつい」の間が大きく変わります。
だから、子どもの式服をネットで買って
「きつかった」
「丈が短かった」
「思ったより小さかった」
というのは、体型のせいでも、選んだ人のせいでもなく、
それだけ式服のサイズ選びが難しいということでもあります。
大切なのは、自分を責めることではなく、
次に選ぶときに
- 身長表示だけで決めない
- 胸まわり、肩幅、袖丈、着丈を見る
- パンツやスカートは丈もしっかり確認する
- 手持ちの服と比べてみる
という順番で見ていくことです。
それだけでも、失敗はかなり減らせます。
写真だけで決めないほうが安心です
通販ページの写真は、とても参考になります。
でも、写真だけで決めてしまうと、思ったより着心地が違うことがあります。
モデルさんは身長や体型が違いますし、撮影では見え方を整えていることもあります。
写真でわかりやすいのは雰囲気ですが、寸法の相性や着心地までは見えにくいことがあります。
見る順番としては、
- 商品説明
- サイズ表
- 素材
- 写真
- レビュー
この順番くらいで見ていくと、落ち着いて判断しやすくなります。
素材を見るだけでも、失敗は減ります
同じ寸法でも、
- 伸びる素材
- 伸びない素材
- 張りのある素材
- 落ち感のある素材
では、着た感じが変わります。
数字だけを見ると合いそうでも、
伸びない生地だと窮屈に感じることがありますし、
落ち感のある生地なら少しゆとりがあっても大きく見えにくいことがあります。
ですから、サイズ表を見るときは
数字だけでなく素材も一緒に見ることが大切です。
レビューは「どこがどうだったか」を読むと役立ちます
レビューを見るとき、
「ぴったりでした」
「少し大きめでした」
という言葉だけでは、判断が難しいことがあります。
人によって「ぴったり」の感覚が違うからです。
役立つのは、たとえば
- 肩が少しきつかった
- 袖丈が短めだった
- ヒップが張った
- ウエストはよいけれど太ももが気になった
- 丈が思ったより短かった
- 生地が伸びなかった
というような、部位ごとの情報です。
レビューは感想として読むより、
どこに違和感が出やすいかを見るつもりで読むと、参考にしやすくなります。
通販で失敗しやすい買い方
通販で失敗しやすいときには、だいたいこんな傾向があります。
いつものサイズでそのまま決める
ブランドやデザインが変わると、同じサイズ表記でも着心地は変わります。
体重や年齢で考える
同じ体重でも体つきは違いますし、年齢だけで合う服は決まりません。
気になる一か所だけで決める
お腹が気になるからウエストだけ、肩が気になるから肩幅だけ、という見方をすると、別の場所で合わないことがあります。
服は一部分で着るものではなく、全体のバランスで見ると選びやすくなります。
通販で服を選ぶときに、最低限見たいポイント
トップス
- 身幅(服を平においた状態・半分)
- 肩幅
- 着丈(本来は後ろのネックポイントを起点にするが、デザインによって、後ろ襟ぐりの中心を起点にしたり、サイドネックライン肩の縫い目の首側を起点に掲載されているので確認すること)
- 袖丈
- 素材
- 伸縮性の有無
ボトム
- ウエスト
- ヒップ
- 股上
- わたり幅
- 股下または総丈
- 素材
- 伸縮性の有無
そしてできれば、
手持ちの着やすい服と比べること。
これが、いちばん現実的で失敗が少ない方法です。
「入る服」より
「自然に着ていられる服」を選びたい
通販で大切なのは、
ただ入るかどうかだけではありません。
- 苦しくないか
- 動きやすいか
- 丈が落ち着くか
- どこかが引っぱられないか
- 気にならずに着ていられるか
そうしたことまで含めて、
やっと「自分に合う服」になっていきます。
だから通販では、
「私は何サイズか」を先に決めるより、
「私はどんな寸法の服だと自然に着ていられるのか」
を見ていくほうが、ずっと選びやすくなります。
まとめ
通販で服を買うときに大切なのは、
- MやLだけで決めないこと
- ヌード寸法と服の寸法を同じだと思わないこと
- 服にはゆとりが必要だと知っておくこと
- バスト・ウエスト・ヒップを同じ感覚で見ないこと
- サイズ表の実寸を見ること
- 手持ちの着やすい服と比べること
- 写真だけで判断しないこと
- 素材とレビューも一緒に見ること
です。
通販のサイズ選びは、慣れないうちは難しく感じるかもしれません。
でも、それは自分が悪いのではなく、見るべきところが少し多いだけです。
「何サイズを買うか」より先に、
「どの寸法を見ると、自分に合うかがわかるのか」
そこがわかってくると、失敗は少しずつ減っていきます。
通販のサイズ表を見ても、どこを優先して選べばいいのかわからない。
ぴしっと着たい服なのか?ラフに着たい服なのか?にもよりますね。
そんなときは、今着ている服の寸法や、気になっている違和感をいったん整理してみると、選び方が少しラクになります。

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